白戸榮之助は明治19年、金木町生まれの日本初のプロ飛行家です。
太宰より23歳年上になります。
金木には、太宰や仁太坊のほかにも誇るべき人物がいたのですね。

明治43年には飛行機の勉強のため上京し、明治45年に川崎競馬場で
日本発のプロ飛行家としてデビューしました。
明治45年にプロ飛行家となり、大正8年には金木上空を飛びました。
その後も日本初の水上飛行機を操縦、白戸飛行練習場を開設、
東西定期航空会を結成するなど、航空会の発達に寄与しました。

金木駅には白戸榮之助の業績をたたえ、
小さな展示ブースが設けられており、榮之助が使用した
飛行機の模型が展示されています。なかなかすばらしい模型ですよ。
下澤力さん、どなたか存じ上げませんが、すばらしい力作です。

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駅の近くには「白戸榮之助生誕の地」の標柱があります。

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昔のことで、飛行機は安全な乗り物でもなかったようで、
結構事故が多かったようです。
そんな環境でも果敢に危険な仕事に取り組んだ白戸榮之助。
もういちど郷土の偉人を見直したいものです。

金木駅にお立ち寄りの際には、一度ご覧になってください。
今は「白戸栄之助航空研究会」の皆さんが保全活動や
このような資料など大事に語り受け継いでいます。

今日の演奏者は佐藤晶さん。
いつもながらパワフルな演奏で観客を沸かしてくれます。

satousyo

へばまだな~



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