先日(20日)所用で深浦まで。ついでに「北金ケ沢の大銀杏」を見てきました。
まだ青いところが大部分です。
これが真っ黄色になってライトアップすると見事でしょうね。
まさに「ビッグイエロー」となります。
「折曽のイチョウ」は見頃でした。
すぐ近くに、「関の甕杉」という、樹齢300年を超える杉の大木があります。
この杉も圧倒される大木です。
木の好きな人にはここら辺は是非一度行ってみたい場所ですね。
でも、深浦は今、ナラ枯れや松食い虫の被害に悩まされています。
いや、青森県全域に広がりつつありますから、深浦町だけの問題ではありません。
今回お邪魔した知人の家は森の中なんですが、周りの楢の木はほとんど枯れて
しまっていました。5、6年前から被害が出ていましたが、
被害の広がり方に県や町も手の施し様がない状態らしいです。
切り倒して、燃料に使えばいいのではと思いますが、勝手に持ち出せないとのこと。
原因となる「カシノナガキクイムシ」が他の市町村まで広がる恐れがあるので、
完全に殺虫しないと持ち出せないということです。以前は見つかり次第切り倒して
殺虫剤を施していましたが、今は手付かず。一応、連絡はしているようですが、
お年寄りのご夫婦、自分たちでは何もできません。
もはやカシノナガキクイムシが木を食い尽くしていなくなるまで止まらないんでしょうか。
でも、綺麗なものも見てきました。庭には「ムラサキシキブ」の実も。
この時期に行くことはあまりなかったので、今まで見ることはありませんでしたが、
綺麗な紫色です。「ムラサキシキブ」なんて名前、誰がつけたんでしょうね。
ちょっとロマンチックです。
今日の演奏者は福士晴夫さん。
ホールも早くから暖房を入れてるんですが、今日はなかなか温まりません。
指の動きも悪くなるのではなかと心配ですが、元気に演奏してくださいました。
明日はもっと寒くなるようです。なるべく早めに温めておきます!